あゆゆうです☆
本記事では、毎日一問、中小企業診断士一次試験の問題と解説をブログ記事にし、皆さんと一緒に問題を解くことで、
継続的にアウトプットすることを目指していきます。
R2・令和2年度企業経営理論第16問
T.バーンズとG.M.ストーカーは、外部環境の不確実性がそれに適した組織内部
の管理システムに影響を与えることを明らかにした。彼らは「機械的管理システム
(mechanistic management system)」と「有機的管理システム(organic management
system)」という 2 つのモデルを提唱した。
これらのモデルに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 不確実性が高い環境下では、階層トップへの知識が集中し、階層構造を強化す
る有機的管理システムが有効である。
イ 不確実性が高い環境下では、各タスクと全体状況や技術との関係が希薄な有機
的管理システムが有効である。
ウ 不確実性が高い環境下では、タスクそのものや優れた仕事をしようとすること
へのコミットメントが強い有機的管理システムが有効である。
エ 不確実性が低い環境下では、横断的相互作用を通じたタスク間の調整を重視す
る機械的管理システムが有効である。
オ 不確実性が低い環境下では、上司の指示や命令に支配された職務よりも、ス
タッフによる助言的内容のコミュニケーションが重視される機械的管理システム
が有効である。
https://www.j-smeca.jp/attach/test/shikenmondai/1ji2020/C1ji2020.pdf
私の解答プロセス
不確実性が高いと、有機的。会話をしながら進めていくイメージ。
不確実性が低いと、機械的。機械は単純作業が高いイメージ
ア①不確実性が高い環境下では、②階層トップへの知識が集中し、③階層構造を強化す
る有機的管理システムが有効である。
①主語
②どこにかかっている文章が不明の為△①にかかっていれば、正しく、③にかかっていれば間違え。
③階層構造は強化しないため、×
イ ①不確実性が高い環境下では、②各タスクと全体状況や技術との関係が希薄な有機
的管理システムが有効である。
①主語
②×関係が濃いのが有機的管理システム
ウ ①不確実性が高い環境下では、②タスクそのものや優れた仕事をしようとすること
へのコミットメントが強い有機的管理システムが有効である。
①主語
②〇。記載通り。コミットメントを高めたい。
エ ①不確実性が低い環境下では、②横断的相互作用を通じたタスク間の調整を重視す
る機械的管理システムが有効である。
①主語
②有機的管理システムの説明のため、×
オ ①不確実性が低い環境下では、②上司の指示や命令に支配された職務よりも、③ス
タッフによる助言的内容のコミュニケーションが重視される機械的管理システム
が有効である。
①主語
②正解。比較。
③有機的な管理システムの説明のため、×
よって、正解はウ
必要知識一覧
有機的管理システム
機械的管理システム
覚えたいポイント
有機的という言葉と、機械的という言葉は覚えて置きたいです。二次試験の事例Ⅰでも、考え方は出てくると思います。
なんとなくぼんやりした知識でも、意味は覚えて正解したいですね☆
今回は以上となります。
エイ、エイ、オーーー!!
ガンバリマッシュ!୧(๑•̀⌄•́๑)૭✧