あゆゆうです☆
本記事では、毎日一問、中小企業診断士一次試験の問題と解説をブログ記事にし、皆さんと一緒に問題を解くことで、
継続的にアウトプットすることを目指していきます。
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R2年度経済学・経済政策第18問
オーバー・ツーリズムによる地域住民の生活への悪影響に対して、政府が税を
使って対処することの効果を考える。下図において、D はこの地域の観光資源に
対する需要曲線、S は観光業者の私的限界費用曲線、S’ はオーバー・ツーリズムに
伴う限界外部費用を含めた観光業者の社会的限界費用曲線である。
この図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選
べ。
〔解答群〕
a 課税によって、観光客の余剰は四角形 BCJG だけ減少する。
b 課税によって、観光業者の余剰は四角形 EFHG だけ減少する。
c 課税によって、この地域の総余剰は三角形 GJI だけ増加する。
d 課税によって、政府は四角形 EFJI の税収を得る。
〔解答群〕
ア aとb
イ aとc
ウ bとc
エ bとd
https://www.j-smeca.jp/attach/test/shikenmondai/1ji2020/A1ji2020.pdf
私の解答プロセス
前提「政府が税を使って対処することの効果を考える。」
→税負担は観光業者及び観光客
a 課税によって、観光客の余剰は四角形 BCJG だけ減少する。
→
・課税前AJC
・課税後AGB
BCJGだけ減少する。
→aは正解
b 課税によって、観光業者の余剰は四角形 EFHG だけ減少する。
→
・課税前CJF
・課税後BGE
→形からみて、bは不正解
c 課税によって、この地域の総余剰は三角形 GJI だけ増加する。
→
課税前AJFーEFIJ=AGEーGIJ
課税後AGE
cは正解
d 課税によって、政府は四角形 EFJI の税収を得る。
→G点で需要供給一致
→税収はEFHG
dは不正解
よって、イが正解
必要知識一覧
需要供給曲線
覚えたいポイント
需要供給曲線ででてくるプレーヤー毎に余剰を計算していき、
変化前後の余剰をそれぞれ比較していけば正解にたどり着けます。
暗記しようと思わずに、プロセスを覚えることが重要です。
1個1個導出できるようにしましょう!
暗記問題で片づけるより、解けたほうが面白い☆
今回は以上となります。
エイ、エイ、オーーー!!
ガンバリマッシュ!୧(๑•̀⌄•́๑)૭✧