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【合格者が解く】令和2年度事例Ⅰ・過去問解説【中小企業診断士二次試験】

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あゆゆうです☆

本記事では、中小企業診断士二次試験の令和2年度事例Ⅰの過去問を実際に解いてみて、解説していきます☆

 

 

読者様の疑問

  • 合格者は実際にどのように設問と与件文を読んでいるか?
  • 読んだ後考えた事は?
  • 読んでる時は、どのようなメモを残しているのか?
  • その上でどのような解答を書くのか?

 

筆者のプロフィール

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あゆゆう

  • R3年度中小企業診断士試験を、勉強時間450時間で働きながら独学ストレート合格
  • 内訳は一次試験は325時間で突破、二次筆記試験は100時間、口述試験25時間
  • コンサル会社勤務のキャリアウーマン

 

二次試験の成績

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得点開示内容

二次試験の得点は

事例Ⅰ:51点

事例Ⅱ:70点

事例Ⅲ:66点

事例Ⅳ:69点

となります。

 

 

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設問の読み方

  • 時制
  • 設問文の分解と考えた事
  • 解答骨子

上記3点について、それぞれの問題で解説していきます。

下記に、実際に解いた際の設問文のページを示します。

左上に、事例Ⅰのテーマである、

を忘れないように書いておきます。

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設問を読んだ時の書き込み

 

第1問

(配点 40 点)
以下は、老舗蔵元 A 社を買収する段階で、企業グループを経営する地元の有力実
業家である A 社長の祖父に関する設問である。各設問に答えよ。

 

  • 時制

A社を買収する段階

A社長の祖父の時代

 

  • 設問文の分解と考えた事

①老舗蔵元 A 社を買収する段階で

【考えた事】

〇老舗蔵元はブランドとなり、A社の強みとなる。市場・販売面の強み。

〇蔵元なので、酒造メーカー。製品面。

 

②企業グループを経営する地元の有力実業家である A 社長の祖父

【考えた事】

〇企業グループなので、多角化しており、シナジー創出を効果や課題として入れたい。

〇A社長の祖父の時代。A社長のことではない。

 

(設問 1)

A 社の経営権を獲得する際に、A 社長の祖父は、どのような経営ビジョンを描
いていたと考えられるか。100 字以内で答えよ。

 

  • 設問文の分解と考えた事

①A 社の経営権を獲得する際に

【考えた事】

〇A社長の祖父がやったこと=「何を」したか。

 

②A 社長の祖父は、どのような経営ビジョンを描いていたと考えられるか

【考えたこと】

〇A社長の祖父=「誰が」

〇経営ビジョン

シナジー創出。

効果・やりたいこと、課題を与件から抽出したい。

 

  • 解答骨子

ビジョンは、

①~により、シナジーを創出する事と、

②~により、(効果、課題)をする事、

と考えられる。

 

(設問 2)

A 社長の祖父が A 社の買収に当たって、前の経営者と経営顧問契約を結んだ
り、ベテラン従業員を引き受けたりした理由は何か。100 字以内で答えよ。

 

  • 設問文の分解と考えた事

①A 社長の祖父が A 社の買収に当たって

【考えた事】

〇A社をなぜ買収したか?A社の強みは?=老舗蔵元A社の「老舗ブランド」。

 

②前の経営者と経営顧問契約を結んだり、ベテラン従業員を引き受けたり

【考えた事】

〇前の経営者と経営顧問契約を結び、何をしたい?

〇ベテラン従業員を引き受けて、何をしたい?

〇従業員を引き受けるのは友好的買収である。友好的買収のメリットは?

→コンフリクトをなくす、早期にシナジーを創出する。

  • 解答骨子

理由は、

①(顧問関係)~して、~する為

②(従業員)~して、~する為、

である。

 

第2問

A 社では、情報システム化を進めた若い女性社員を評価し責任者とした。ベテラ
ン事務員の仕事を引き継いだ女性社員は、どのような手順を踏んで情報システム化を
進めたと考えられるか。100 字以内で答えよ。

  • 時制

情報をシステム化時=誰の社長時代か?与件より抽出する。

  • 設問文の分解と考えた事

①情報システム化を進めた若い女性社員を評価し責任者とした

【考えた事】

若い女性社員を評価。どのように?

〇責任者とした。後継者育成か?

 

②ベテラン事務員の仕事を引き継いだ女性社員は

【考えた事】

〇ベテラン事務員は第一問で引き受けた従業員か?第一問の設問2とつなげる。引き継いだ理由の一つの候補にする。

〇女性社員=責任者とした女性社員。

 

③どのような手順を踏んで情報システム化を進めたと考えられるか

【考えた事】

〇何をシステム化した?

〇システム化手順は、暗黙知OJTで引き継ぎ、暗黙知を明文化し形式化し、形式化を組織で取り扱えるようデータベースかシステムにのせる。

  • 解答骨子

手順は、

OJTで引継ぎ、暗黙知を共有し、

②標準化・マニュアル化を実施し、暗黙知形式知化し、

③データベース化し、組織で管理できるような体制の構築、

である。

 

第3問

現在、A 社長の右腕である執行役員は、従来のルートセールスに加えて直販方式
を取り入れ売上伸長に貢献してきた。その時、部下の営業担当者に対して、どのよう
な能力を伸ばすことを求めたか。100 字以内で答えよ。

  • 時制

現在。A社長時代。

  • 設問文の分解と考えた事

①A 社長の右腕である執行役員

【考えた事】

=「誰」

 

②従来のルートセールスに加えて直販方式を取り入れ売上伸長に貢献してきた

【考えた事】

〇売上伸長=直販方式を取り入れた効果にする。解答に書く。

ルートセールス=決まったルートで販売。

〇直販方式のメリットは顧客の意見を直接聞ける→開発に活かせる。

 

③部下の営業担当者に対して、どのような能力を伸ばすことを求めたか

【考えた事】

〇伸ばした能力により、売上伸長できた。

  • 解答骨子

執行役員は、売上伸長させる為、

①~、~の能力と、

②~、~の能力、

の向上を求めた。

 

第4問

将来、祖父の立ち上げた企業グループの総帥となる A 社長が、グループ全体の人
事制度を確立していくためには、どのような点に留意すべきか。中小企業診断士とし
て 100 字以内で助言せよ。

  • 時制

将来=今じゃない。

  • 設問文の分解と考えた事

①祖父の立ち上げた企業グループの総帥となる A 社長が

【考えた事】

〇企業グループ=多角化シナジー創出したい。

〇総帥となるA社長=総帥は社長の上?→社長は誰やる?=後継者育成。

 

②グループ全体の人事制度を確立していくためには

【考えた事】

〇やりたい事=グループ全体の人事制度を確立。

〇企業グループ全体における、人事制度の問題点は?

シナジーを阻害する、人事制度起因の要因は?

→チームワーク低下→コンフリクトを防止するため、人事制度面の改善、文化の改善。

→賃金?人材交流?

〇さちのひもけぶかいねこ、でチェック。

  • 解答骨子

A社長へ、

①~、~、と

②~、~、に

留意すべきと助言する。

 

与件文の読み方

  • 設問と紐づけ
  • 青は強み
  • ピンクは会社の大事にしたい事
  • 緑は脅威や弱み
  • オレンジは機会
  • 黄色で、その他注意点。
  • 赤文字で気づいた事

を記述しながら読みます。

下記以降には、段落毎に読みながら考えた事を記述します。

 

1ページ目

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①段落

  • 強みになる記述あり。
  • 和が気になる。

②段落

  • 酒造と、レストランと土産物店=やっぱり多角化
  • ファミリービジネスである事→人事施策にからめるか。その下にも正規社員と非正規社員の話があり、第4問と紐づけ

③段落

  • 2000 年代になって日本酒の国内消費量が大幅に減少し、A 社の売上高も半分近くに落ち込んでしまった。と脅威の記述あり。避けたいこととして、経営ビジョンにからめられるか?第1問設問1と紐づけ
  • 地元の有力者の協力を仰ぐ→地元が協調。地域活性化もテーマか?

④段落

  • 飲食業、地元の旅館を成功=多角化化が上手。
  • 従業員の引継ぎと前の経営者との顧問契約との記述あり。次以降で理由を説明か?

⑤段落

  • インバウンドブームの機会あり。日本の文化や伝統に憧=老舗ブランドが強みとして発揮。
  • それが地域の活性化につながっていくと確信=経営課題として抽出。経営ビジョンにもなるため、第1問設問1と紐づけ。
  • 孫のA社長を地元に呼び戻し、老舗酒造店の立て直しに取り組ませた。→わざわざ呼び戻しているので後継者育成のためと判断。買収理由にもつながり、経営ビジョンとする。

2ページ目

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⑥段落

  • 幼少時から祖父の跡を継ぐことを運命づけられ、=後継者育成。
  • ①経営実務は祖父下=多角化を学びたい。
  • ②酒造りは経営顧問と朴氏、ベテラン蔵人から学んだ=第1問設問2と紐づけ。

⑦段落

  • A社長が取り組んだ事。土産物店と古民家風の建物を建て地元の高級食材を提供するレストランとした。
  • 団体観光客向け=インバウンド客。
  • 休憩所→従業員が働きやすい環境にする。
  • 土産とレストランはインバウンドブームへの対応か?
  • 日本酒バーも開店。=酒×レストランのシナジーか?

⑧段落

  • 引き継いだ従業員が活躍している→第1問設問2と紐づけ。
  • 複雑な事務作業、取引先との商売=システム化か?第2問と紐づけ。
  • 取引先との関係性は貴重な経営資源。買収した理由にもなる。第1問設問2と紐づけ。
  • レストラン経営は祖父から。シナジー創出。

⑨段落

  • 地元の学生や主婦を採用→地域活性化
  • 酒造りを学びながら、働き、全ての仕事の流れを確認し、→第2問と紐づけ。
  • 能力を見極める→人事制度につながるので第4問と紐づけ。今は見て評価している。
  • 前半部は第3問と紐づけ。売上を伸ばすの記述あり。
  • 地域の魅力に引かれて~。外国籍社員が働きやすい環境を整える。語学研修等か?→第4問と紐づけ。

 

3ページ目

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⑪段落

  • 執行役員の話。第3問と紐づけ。
  • 朴氏や~の橋渡し役=伸ばしたい能力。
  • 血縁関係がない=人事。執行役員を社長にしたい?
  • 情報システム化の記述=第2問と紐づけ。

⑫段落

  • 経営の合理化を進める=シナジー創出
  • 地元の活性化=経営課題。
  • 人事管理の話=第4問と紐づけ。

 

実際の解答とふぞろい採点、書いた時に注意した事

ふぞろい採点した結果、79点でした。

第1問(設問1)

【実際の解答】

ビジョンは、①老舗酒造店の立て直しを通じ、A社長を後継者として育成する事。②老舗ブランドによりインバウンドを取込み、地域活性化を図る事。③既存事業とのシナジーを創出し、売上拡大を図る事、である。

(97字)

 

【ふぞろい採点】

18点

  • A社長を後継者として育成する事・・・2点
  • 老舗ブランド・・・3点
  • インバウンドを取込み3点
  • 地域活性化を図る・・・4点
  • シナジーを創出し・・・3点
  • 売上拡大を図る事・・・3点

 

【注意した事】

経営課題は、①後継者育成、②地域活性化、③シナジーを創出と決定。この3点を絶対に盛り込む。この3点を盛り込む理由を与件から拾ってきた。

 

第1問(設問2)

【実際の解答】

理由は、①酒造りや複雑な事務作業等の、ノウハウを継承する為、②取引先等の、人的関係性を獲得する為、③友好的な買収によりベテラン従業員や地元からの反発を抑え、早期に買収効果を発揮させる為、である。

(97字)

 

【ふぞろい採点】

14点

  • 酒造り・・・2点
  • ノウハウを継承する為・・・5点
  • 取引先等の、人的関係性を獲得する為・・・1点
  • 友好的な買収・・・1点
  • 早期に買収効果を発揮させる為・・・5点

 

【注意した事】

買収目的を与件から整理。①ノウハウの獲得(酒造りと事務作業。事務作業はシステム化されているので記述したい。)②人的関係性(これもシステム化なので記述したい。)③友好的な買収のメリットを盛り込みたい。(知識をアピール)

 

 

第2問

【実際の解答】

手順は、①ベテラン従業員からOJTにより業務や取引先情報を引き継ぎ、暗黙知を獲得。②標準化・マニュアル化を進め、獲得した暗黙知形式知化。③形式知化したモノのDB化を進め、組織全体で管理できる体制を構築した。

(100字)

 

【ふぞろい採点】

16点

  • ベテラン従業員からOJTにより・・・3点
  • 取引先情報を引き継ぎ・・・3点
  • 標準化・マニュアル化を進め・・・4点
  • DB化を進め・・・4点
  • 組織全体で管理できる体制・・・2点

 

【注意した事】

設問を読んだ時にほぼ解答完成。一般論だが、設問が「考えられるか」との記述なので、与件に記述がなく、一般欄で大丈夫と判断。

 

第3問

【実際の解答】

執行役員は、売上を伸長させる為、①新製品開発の為、顧客からニーズを聞き出しそれを朴氏に伝えるコミュニケーション能力と②インバウンドを取りこむ為、他事業からの営業支援を受けられる調整能力、の向上を求めた。

(100字)

 

【ふぞろい採点】

14点

  • 売上を伸長させる為・・・1点
  • 顧客からニーズ・・・4点
  • 新製品開発の為・・・1点
  • 朴氏に伝える・・・2点
  • コミュニケーション能力・・・3点
  • インバウンドを取りこむ為・・・3点

 

【注意した事】

売上を伸長させる為、と効果を絶対に記述したい。キーワードとなる。新製品開発という製品面と、インバウンドの販売面という2軸で整理。インバウンドの成功体験は営業支援からなるものだったので、調整能力もいれた。

 

第4問

【実際の解答】

留意点は、①勘や経験ではなく、グループ企業全体で公平性のある評価制度を確立する事と、②成果報酬制度を一部導入し、モラール向上を図る事と、③後継者を育成する為、執行役員へ権限委譲を進める事、と助言する。

 

【ふぞろい採点】

17点

  • 公平性のある評価制度・・・5点
  • 成果報酬制度を一部導入し・・・5点
  • モラール向上を図る事・・・5点
  • 執行役員へ権限委譲を進める事・・・2点

 

【注意した事】

さちのひもけぶかいねこ、から評価、モラール、報酬、後継者育成=権限委譲、等を抽出できるところを抽出した。最終段落に、年功序列や、勘や経験などの記述がったので、それと改革することを紐づけて解答を作成した。

 

過去問のダウンロード場所

中小企業診断士協会のホームページより

https://www.j-smeca.jp/attach/test/shikenmondai/2ji2020/a2ji2020.pdf

 

出題趣旨

第 1 問(配点 40 点)
(設問 1)
老舗蔵元 A 社を買収する段階で、買収側企業グループのトップマネジメントが、どのよ
うなビジョンを描いていたかについて、分析する能力を問う問題である。


(設問 2)
買収側企業の被買収側企業に対する条件提示の意図について、理解して分析する能力を
問う問題である。


第 2 問(配点 20 点)
買収された後の A 社が、買収以前の事務処理を情報システム化する際に、どのような手
順を踏んだのかについて、理解して説明する能力を問う問題である。


第 3 問(配点 20 点)
主たる販売方法がルートセールス方式から直販方式に変更される際に、営業担当に求め
られる能力が、どのように変化するのかについて、分析する能力を問う問題である。


第 4 問(配点 20 点)
企業グループのトップマネジメントとして、グループ全体の人事制度確立の方法につい
て、助言する能力を問う問題である。 

 

https://www.j-smeca.jp/attach/test/r02/2ji_shushi/r02_2ji_shushi_jirei1.pdf

 

 

今回の記事は以上となります。

 

エイ、エイ、オーーー!!

ガンバリマッシュ!୧(๑•̀⌄•́๑)૭✧