あゆゆうです☆
本記事では、毎日一問、中小企業診断士一次試験の問題と解説をブログ記事にし、皆さんと一緒に問題を解くことで、
継続的にアウトプットすることを目指していきます。
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R2年度財務・会計第22問
モジリアーニとミラーの理論(MM 理論)に関する記述として、最も適切なもの
はどれか。ただし、投資家は資本市場において裁定取引を円滑に行うことができ、
負債にはリスクがなく、法人税は存在しないと仮定する。
ア PER(株価収益率)は、無借金の方が負債で資金調達するよりも小さくなる。
イ 企業の最適資本構成は存在し、それによって企業価値も左右される。
ウ 企業の市場価値は、当該企業の期待収益率でキャッシュフローを資本化するこ
とによって得られ、資本構成に影響を与える。
エ 投資のための切捨率は、資金調達方法にかかわりなく、一意に決定される。
https://www.j-smeca.jp/attach/test/shikenmondai/1ji2020/B1ji2020.pdf
私の解答プロセス
MM理論は法人税が無いと節税効果がないため、どのような資本調達状況(負債比率、自己資本比率)でも、企業価値は変わらないという理論
前提:法人税ゼロ、負債リスクゼロ
ア PER(株価収益率)は、無借金の方が負債で資金調達するよりも小さくなる。
→×
①負債リスクゼロのため、借金があっても、なくても利益は変わらない。
②企業価値は変わらない=株価不変
③株価/一株利益=PER
④分母分子不変のためPERは変化しない。よって不正解。
イ 企業の最適資本構成は存在し、それによって企業価値も左右される。
→×法人税は存在しないため。
ウ 企業の市場価値は、当該企業の期待収益率でキャッシュフローを資本化するこ
とによって得られ、資本構成に影響を与える。
→×影響与えない
エ 投資のための切捨率は、資金調達方法にかかわりなく、一意に決定される。
→△切捨て率とは??
消去法で、エを選びます。正解はエ
必要知識一覧
モジリアーニとミラーの理論(MM 理論)
PER
覚えたいポイント
MM理論とPERは頻出のため、必ず覚えておき、正解したい問題です。
財務・会計は一問4点あるので、取りこぼしはしたくないですね☆
今回は以上となります。
エイ、エイ、オーーー!!
ガンバリマッシュ!୧(๑•̀⌄•́๑)૭✧