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事例Ⅳは得点源?R3年度事例Ⅳ☆69点獲得した再現答案の考察☆~中小企業診断士二次筆記試験~

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あゆゆうです☆

本記事は、中小企業診断士試験に関する記事です。

 

今回は私が受験し69点を獲得した、R3年度中小企業診断士筆記試験、事例Ⅳの自身の再現答案とその考察について紹介します。

 
ポイント
  • 69点を獲得した再現答案の公開(営利目的での引用、使用の際はお問い合わせください)
  • どの記述により加点されていたか考察
  • 足りなかったキーワード

 

得点開示記事のリンク

ayuyou.hatenablog.com

 

 

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69点の解答を書いた試験直後の手ごたえ

今回、私は事例Ⅲで66点を獲得できました。ちなみに予備校採点サービスを3社出しましたが、A評価が3社でした。

私の試験直後の手ごたえは

 

満点いけたかも?すくなくとも60点以上は固い!!

 

と、絶対の自信をもっていました。

 

その理由は、

  • 経営分析、記述問題、CVP問題は確実にとれたと自信があった。
  • NPVも自分なりに解けた。
  • NPVを飛ばし、CVPに時間をかけられたタイムマネジメントが上手くいった。

 

と、自分の力を出し切れた感覚が強かったためであると感じます。

 

事例Ⅳ再現答案の公開

下記が、再現答案になります。

 

第1問
設問1
(1)
売上高総利益率 27.78 %
(2)
有形固定資産回転率 4.56 回
(3)
売上高営業利益率 0.32 %
(4)
負債比率 403.82 %
設問2
特徴は、①地元住民の固定客を取り込め収益性は高く②シナジーにより効率性は高い事。課題は、①不採算事業があり売上高営業利益率が低く②借入金が多く安全性が低い事。

第2問
設問1
(a)
31600000
(b)
営業CF増加額
2500
減価償却
3500
除却損
1200
税前利益
-2200
税後利益
-1540
FCF
3160
設問2
①計算過程
初期 -21000
1年目 3160
2~6年目 2800
原価係数
1年目 0.943
2-6年目合計 3.947
NPV -6968.52
よって、採用すべきでない。
設問3
(a)
1932159
(b)
減価償却費をxと置き、算出した。

第3問
設問1
32143
設問2
(a)
38572
(b)
量 価格 売上 変動費 固定費 利益
20,000 1,400  28,000,000  7,200,000  12,000,000  8,800,000

30,000  1,240  37,200,000  10,800,000  12,000,000  14,400,000

40,000  1,060  42,400,000  14,400,00  12,000,000  16,000,000

より、単価は1060円となる。
限界利益円/kg
700
固定費
12,000,000
目標利益
15,000,000
から
(固定費+目標利益)/限界利益(円/kg)
より
目標量
38,572
となる。

第4問
設問1
人件費とトラック等の減価償却費が削減されるため、売上高営業利益率が増加する。
設問2
地方都市の高齢者にとって、移動販売のほうが利便性が良く、安否確認もできる為

 

注:営利目的で使用、引用、使用の際はお問い合わせください。

 

事例Ⅳ R3年度試験問題

下記をご参照ください。

https://www.j-smeca.jp/attach/test/shikenmondai/2ji2021/d2ji2021.pdf

 

加点キーワードの考察

第1問 設問1

第1問(配点 30 点)
(設問 1 )
D 社と同業他社の財務諸表を用いて経営分析を行い、同業他社と比較して D 社
が優れていると考えられる財務指標と D 社の課題を示すと考えられる財務指標を
2 つずつ取り上げ、それぞれについて、名称を⒜欄に、その値を⒝欄に記入せよ。
なお、優れていると考えられる指標を①、②の欄に、課題を示すと考えられる指標
を③、④の欄に記入し、⒝欄の値については、小数点第 3 位を四捨五入し、単位を
カッコ内に明記すること。

 

再現答案

(1)
売上高総利益率 27.78 %
(2)
有形固定資産回転率 4.56 回
(3)
売上高営業利益率 0.32 %
(4)
負債比率 403.82 %

 

得点を見てからの自己評価

ほぼ全てのことが書けているかと思います。

予想10点

 

考察・漏れたキーワード等

特に無し

 

私が持っていた知識

各財務指標

 

第1問 設問2

(設問 2 )
D 社の財務的特徴と課題について、同業他社と比較しながら財務指標から読み
取れる点を 80 字以内で述べよ。

 

再現答案

特徴は、①地元住民の固定客を取り込め収益性は高く②シナジーにより効率性は高い事。課題は、①不採算事業があり売上高営業利益率が低く②借入金が多く安全性が低い事。

 

得点を見てからの自己評価

特に問題は無し

予想15点。

 

考察・漏れたキーワード等

地元産商品へのこだわりをいれたかった。

 

私が持っていた知識

収益性、効率性、安全性の多面的解答の心がけ。

 

第2問

第2問(配点 30 点)
D 社はこれまで、各店舗のレジを法定耐用年数に従って 5 年ごとに更新してきた
が、現在保有しているセミルフレジ 100 台を 2022 年度期首にフルセルフレジへと
取り替えることを検討している。また D 社は、この検討において取替投資を行わな
いという結論に至った場合には、現在使用しているセミルフレジと取得原価および
耐用期間が等しいセミルフレジへ 2023 年度期首に更新する予定である。
現在使用中のセミルフレジは、2018 年度期首に 1 台につき 100 万円で購入し有
人レジから更新したもので、定額法で減価償却(耐用年数 5 年、残存価額 0 円)されて
おり、2022 年度期首に取り替える場合には耐用年数を 1 年残すことになる。一方、
更新を検討しているフルセルフレジは付随費用込みで 1 台当たり 210 万円の価格であ
るが、耐用期間が 6 年と既存レジの耐用年数より 1 年長く使用できる。D 社はフル
ルフレジに更新した場合、減価償却においては法定耐用年数にかかわらず耐用期間
に合わせて耐用年数 6 年、残存価額 0 円の定額法で処理する予定である。また、レジ
更新に際して現在保有しているセミルフレジは 1 台当たり 8 万円で下取りされ、フ
ルセルフレジの代価から差し引かれることになっている。
5
D 社ではフルセルフレジへと更新することにより、D 社全体で人件費が毎年 2,500
万円削減されると見込んでいる。なお、D 社の全社的利益(課税所得)は今後も黒字
であることが予測されており、利益に対する税率は 30 %である。

 

設問1

D 社が 2023 年度期首でのセミルフレジの更新ではなく、2022 年度期首にフル
ルフレジへと取替投資を行った場合の、初期投資額を除いた 2022 年度中の
キャッシュフローを計算し、⒜欄に答えよ(単位:円)。なお、⒝欄には計算過程を
示すこと。ただし、レジの取替は 2022 年度期首に全店舗一斉更新を予定してい
る。また、初期投資額は期首に支出し、それ以外のキャッシュフローは年度末に一
括して生じるものとする。

 

再現答案

設問1
(a)
31600000
(b)
営業CF増加額
2500
減価償却
3500
除却損
1200
税前利益
-2200
税後利益
-1540
FCF
3160

 

得点を見てからの自己評価

得点できているかと思っていましたが、総得点からみるにおそらくあまりできていない印象。

0点と予想

 

考察・漏れたキーワード等

各社予備校の解答をみると、差額減価償却費で求めていました。

 

私が持っていた知識

NPV、キャッシュフロー計算。

 

設問2

当該取替投資案の採否を現在価値法に従って判定せよ。計算過程も示して、計算
結果とともに判定結果を答えよ。なお、割引率は 6 %であり、以下の現価係数を使
用して計算すること。
1年 2年 3年 4年 5年 6年
現価係数 0.943 0.890 0.840 0.792 0.747 0.705

 

再現答案

①計算過程
初期 -21000
1年目 3160
2~6年目 2800
原価係数
1年目 0.943
2-6年目合計 3.947
NPV -6968.52
よって、採用すべきでない。

 

得点を見てからの自己評価

得点できているかと思っていましたが、総得点からみるにおそらくあまりできていない印象。

0点と予想

 

考察・漏れたキーワード等

こちらも、各社予備校は、差額のキャッシュフローから計算していました。

私が持っていた知識

NPV計算

 

設問3

当該取替投資案を検討する中で、D 社の主要顧客が高齢化していることやレジ
が有人であることのメリットなどが話題となり、フルセルフレジの普及を待って更
新を行うべきとの意見があがった。今回購入予定のフルセルフレジを 1 年延期した
場合の影響について調べたところ、使用期間が 1 年短くなってしまうものの基本的
な性能に大きな陳腐化はなく、人件費の削減も同等の 2,500 万円が見込まれること
が分かった。また、フルセルフレジの導入を遅らせることについて業者と交渉を
行った結果、更新を 1 年遅らせた場合には現在保有するセミルフレジの下取り価
格が 0 円となるものの、フルセルフレジを値引きしてくれることになった。
取替投資を 1 年延期し 2023 年度期首に更新する場合、フルセルフレジが 1 台当
たりいくら(付随費用込み)で購入できれば 1 年延期しない場合より有利になるか計算し、⒜欄に答えよ(単位:円)。なお、⒝欄には計算過程を示すこと。ただし、更
新されるフルセルフレジは耐用年数 5 年、残存価額 0 円、定額法で減価償却する予
定である。また、最終的な解答では小数点以下を切り捨てすること。

 

再現答案

(a)
1932159
(b)
減価償却費をxと置き、算出した。

 

得点を見てからの自己評価

奇跡的に正解していた。

10点と予想

 

考察・漏れたキーワード等

特に無し

私が持っていた知識

NPV計算

 

第3問

D 社は現在、新規事業として検討している魚種 X の養殖事業について短期の利益
計画を策定している。
当該事業では、自治体からの補助金が活用されるため、事業を実施することによる
D 社の費用は、水槽等の設備や水道光熱費、人件費のほか、稚魚の購入および餌
代、薬剤などに限定される。D 社は当面スタートアップ期間として最大年間養殖量
が 50,000 kg である水槽を設置することを計画しており、当該水槽で魚種 X を
50,000 kg 生産した場合の総経費は 3,000 万円である。また、この総経費に占める変
動費の割合は 60 %、固定費の割合は 40 %と見積もられている。D 社がわが国にお
ける魚種 X の販売実績を調査したところ、 1 kg 当たり平均 1,200 円で販売されてい
ることが分かった。

 

設問1

D 社は、当該事業をスタートするに当たり、年間 1,500 万円の利益を達成した
いと考えている。この目標利益を達成するための年間販売数量を求めよ(単位:
kg)。なお、魚種 X の 1 kg 当たり販売単価は 1,200 円とし、小数点以下を切り上
げて解答すること。

 

再現答案

32143

 

得点を見てからの自己評価

正解。

10点と予想

 

考察・漏れたキーワード等

特に無し

私が持っていた知識

CVP計算

 

設問2

(設問 2 )
D 社は最適な養殖量を検討するため、D 社の顧客層に対して魚種 X の購買行動
に関するマーケティングリサーチを行った。その結果、魚種 X の味については好
評を得たものの魚種 X がわが国においてあまりなじみのないことから、それが必
ずしも購買行動につながらないことが分かった。そこで D 社は魚種 X の販売に当
たり、D 社の商圏においては販売数量に応じた適切な価格設定が重要であると判
断し、下表のように目標販売数量に応じた魚種 X の 1 kg 当たり販売単価を設定す
ることにした。

この販売計画のもとで、年間 1,500 万円の利益を達成するための年間販売数量を
計算し、⒜欄に答えよ(単位:kg)。また、⒝欄には計算過程を示すこと。なお、
最終的な解答では小数点以下を切り上げすること。
表 魚種 X の販売計画
目標販売数量 販売単価
0 kg~20,000 kg 以下 販売数量すべてを 1 kg 当たり 1,400 円で販売
20,000 kg 超~30,000 kg 以下 販売数量すべてを 1 kg 当たり 1,240 円で販売
30,000 kg 超~40,000 kg 以下 販売数量すべてを 1 kg 当たり 1,060 円で販売
40,000 kg 超~50,000 kg 以下 販売数量すべてを 1 kg 当たり 860 円で販売
注) たとえば目標販売数量が 25,000 kg である場合、25,000 kg すべてが 1 kg 当
たり 1,240 円で販売される。

 

再現答案

設問2
(a)
38572
(b)
量 価格 売上 変動費 固定費 利益
20,000 1,400  28,000,000  7,200,000  12,000,000  8,800,000

30,000  1,240  37,200,000  10,800,000  12,000,000  14,400,000

40,000  1,060  42,400,000  14,400,00  12,000,000  16,000,000

より、単価は1060円となる。
限界利益円/kg
700
固定費
12,000,000
目標利益
15,000,000
から
(固定費+目標利益)/限界利益(円/kg)
より
目標量
38,572
となる。

 

得点を見てからの自己評価

正解。

10点と予想

 

考察・漏れたキーワード等

特に無し

私が持っていた知識

CVP計算

 

第4問

D 社は現在不採算事業となっている移動販売事業への対処として、当該事業を廃
止しネット通販事業に一本化することを検討している。

設問1

移動販売事業をネット通販事業に一本化することによる短期的なメリットについ
て、財務指標をあげながら 40 字以内で述べよ。

 

再現答案

人件費とトラック等の減価償却費が削減されるため、売上高営業利益率が増加する。

 

得点を見てからの自己評価

外していないと予想。

8点と予想

 

考察・漏れたキーワード等

特に無し

私が持っていた知識

因果関係の記述。

 

設問2

D 社の経営者は移動販売事業を継続することが必ずしも企業価値を低下させる
とは考えていない。その理由を推測して 40 字以内で述べよ。

 

再現答案

地方都市の高齢者にとって、移動販売のほうが利便性が良く、安否確認もできる為

得点を見てからの自己評価

外していないと予想。

6点と予想

 

考察・漏れたキーワード等

社会貢献だけでなく、自社におけるメリットもあるため

シナジー効果が維持できると書きたかった。

 

私が持っていた知識

事例Ⅱの地域活性化等が頭によぎった。

 

 

以上、事例Ⅲの再現答案の考察でした!

 

エイ、エイ、オーーー!!

ガンバリマッシュ!୧(๑•̀⌄•́๑)૭✧